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彼女はまだ12歳(2015年11月)ですが、その歌声は「天才」以外の言葉がみつかりません。
私が彼女の歌を初めてきいたのは半年ほど前です。
ベッド・ミドラーが歌うザ・ローズ(The Rose – Bette Midler)が聴きたくて、検索していたところヒットしたのがこの動画です。
山下ヤスミンさん 愛は花、君はその種子(たね)
もともと、日本語に訳し「愛は花、君はその種子」と題したものを演歌歌手の都はるみさんが歌っていたようです。
良い曲なのでたくさんの方がカバーされています。
しかし、私が聴いた中で山下ヤスミンさんの歌声が一番心に響きました。
心に響くというより、琴線に触れたと言った方がぴったりな感じです。
正直に言うと、他の方は「あぁ、ベッド・ミドラーが歌うローズを日本語にしたんだな~。」ぐらいで、申し訳ないのですが何も感じない。
「歌手だから上手」というぐらいです。(生意気でごめんなさい)
英語の曲を日本語にした曲は数多くありますが、どうもピンとこないんですよね。
やっぱり英語の方がいいな・・・、日本語にするとダサいというか、無理やりな感じがしてむしろやめてほしい・・・。
日本語になっているので歌詞はよくわかるのですが、それだったら英語で歌って、日本語の字幕を付けてくれたらいいのに・・・と思ってしまいます。
なので、それなら英語で本人が歌っているのが一番いいな~という結論に私は達します、少なくても山下ヤスミンさんの歌声を聴くまでは・・・。
ベッド・ミドラーが歌うザ・ローズ(The Rose – Bette Midler)
山下ヤスミンさんについて
山下ヤスミンさんはブラジルのサンパウロ在住の日系4世だそうです。将来の夢はお医者さん!(*^_^*)
少しハスキーな大人びた声をビブラートさせ、見ぶり手振りを加え情緒もたっぷり―。次世代を担う日系歌姫が現れた。山下ヤスミンちゃん(11、四世)=聖州ツッパン在住=だ。今年4月12日、新人歌手を発掘する人気テレビ番組「ラウル・ジル」の子供版で日本の歌謡曲を歌い、見事優勝を勝ち取った。日系歌姫の噂は日本まで届き、情報TV番組「ミヤネ屋」(読売、日本テレビ)でも「世界を揺さぶる魂の歌声 〃日本の心〃を歌う日系ブラジル人少女」と紹介され(先月23日)、ネット上で「天才歌姫」「奇跡の歌声」などと話題になっている。
ヤスミンちゃんは本紙のメール取材に対し、「日本で知られるなんて思っても見なかったので、とっても嬉しい!」と、思いがけない展開に、喜びを隠しきれない。
3歳から自宅で母親と共に歌の練習を始め、4歳から地元のカラオケ大会に出場、5歳で聖州選抜カラオケ大会(パウリストン)で初優勝。現在は同大会で6勝、全伯カラオケ大会(ブラジレイロン)で4勝を誇る。
ラウル・ジルでは「昭和最後の秋のこと」「愛は花、君はその種子」「白い雪」など日本の歌謡曲を披露し、ブラジル人の観客と審査員を魅了、「あなたの歌を聞いていると涙がでる」と審査員に言わしめた。
「この番組に出場するのが夢だったので、夢が叶ってとっても幸せ! 両親がすごく助けてくれた。全てに感謝したい」と大満足のヤスミンちゃん。優勝後、モジの「第29回秋祭り」でも、その美声を披露した。好きなジャンルはニュー演歌やロマンチックなポップ音楽。歌手では香西かおり、都はるみ、島津亜矢、チェウニ(韓国出身の歌手)がお気に入り。「日本語の個人レッスンを受けているし、いつも歌詞を訳してもらうので、意味はちゃんと理解できる。音楽を心で感じようと努めている」。
テレビ番組「ミヤネ屋」では、「歌詞が分からないブラジル人を感動させられるだけの表現力がある」「日本の芸能界にデビューしてもらいたい」と出演者にも絶賛されていた。
—出典:Jornal 日経新聞 日系社会ニュース 2014/10/28 記事より—
これほど美しく日本語を表現して歌える人が地球の反対側、ブラジルにいる、しかもわずか12歳・・・、なんてことでしょう!
歌の上手な「天才」と言われる子どもは結構いますよね。
日本では、美空ひばりさんがその代表でしょうか。
美空ひばりさんの歌声は、お亡くなりになる数年前ぐらいのものが好きです。
「愛燦燦」「川の流れのように」など。
お若い頃に歌っていた曲も晩年に歌ったものの方が私にはしっくりくるんです。
子どもの頃に歌った映像を観たことはありますが、「上手」というより「商用」というか「こまっしゃくれている」という感じを受けてしまって・・・。(すみません)
時代背景も今とは全く違うので、あの時代に聴いていたら違うのでしょうね。
子ども時代の歌や映像は何度も繰り返して聴きたい、観たいとは思えませんでした。
ヤスミンさんの場合、彼女の歌声が聴きたくなるのです。
何度も歌声を聴きたい、癒される。
スーーーッと入ってくる。
日頃演歌はほとんど聞きませんが、彼女の歌う演歌は演歌という枠を超越している、彼女の歌になっている。
映像を観ていてもなぜか大人びた子どもの嫌な感じをうけません。
子どもが大人の恋愛のドロドロした(特に演歌)ものを歌うと、なんだかな~という感じをうけるのが常でしたが、なぜでしょう、彼女はそういうものを全く感じないのですね。
声に、歌い方に妙な「技」を入れていない、ただ素直に歌っているだけ。
それが逆に心に響くのでしょうか。
ぜひお時間があったらお聴きくださいませ。
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山下ヤスミン(10歳) ♪「白い雪」
いや、ほんと、不覚にも涙してしまった・・・今度カラオケで歌お・・・。
山下ヤスミン(10歳) ♪「愛のうた」
素敵なうた、知らなかったです・・・
山下ヤスミン(10歳) ♪「愛の伝説」
ドロドロな大人の曲もなぜか心に染み入る
山下ヤスミン(10歳) ♪「昭和最後の秋のこと」
こんな良い歌あるんですね~、ド演歌は今まで耳に入ってこなかった・・・。
山下ヤスミン(10歳) ♪「悲恋歌」
すごいな~、すごいな~
きっと近い将来、来日されるんじゃないかな~。
日本が放っておくとは思えない。
変に商用で使い回して疲れさせて潰さないでほしいな・・・。
山下ヤスミンさん、どうぞその素晴らしい歌声をいつまでも聴かせてくださいね。
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